地下水100%の水を飲むまち昭島の取り組むべきこと

2011年4月1日 08時29分 | カテゴリー: 活動報告

3月議会一般質問より③

昭島の水は地下水100%。蛇口をひねれば、安心・安全のおいしい水が飲める。
昭島の水は地下水100%。蛇口をひねれば、安心・安全のおいしい水が飲める。
 東京都水道局は23日、金町浄水場(葛飾区)から乳児の飲用に適さない濃度の放射性ヨウ素が検出されたと発表しました。検出濃度は1リットル当たり210ベクレルで、厚生労働省が21日に示した乳児の飲用に関する指標値の100ベクレルを110ベクレル上回っていました。現在基準値以下ということです。発表当初、コンビニやスーパーからペットボトルの水が売り切れる現象が起こりました。乳幼児のお母さんから一般の市民まで不安に思ったからだろうが、放射性物質が不検出だった昭島市内においても同様のことが起こりました。
 3月28日の昭島市議会最終日の質問の多くは、「水」の問題。昭島市は地下水100%の水道です。放射能物質は、3月25日の結果で不検出。市は、今後1週間ごとに、放射能物質の測定を、東部と西部の配水場の2検体を民間の測定会社へ依頼します。今のところ、5回程度という答弁。継続した測定や湧水、浅層地下水についても調査すべきことを要望しました。また2011年度昭島市はペットボトルの水(昭島の水道水)を20000本作ります。母子手帳交付の時や乳幼児を持つ家庭に、昭島市の水道水は安心、安全を伝えるために配布してはどうかという提案もしました。

 さて3月議会の一般質問で、「水」について聞きました。「昭島の特徴は何か?」という問いに、多くの市民は「水」と答えます。市民意識調査においても、地下水を保全することの重要性を伺えます。昭島・生活者ネットワークは、地下水保全のための条例化することを提案し続けています。2006年3月議会の現都議星ひろ子の質問に、市長は「水循環を確保していくための総合的な条例に向けての視野も含めて検討したい」と答弁しています。 私が、2007年に星ひろ子からバトンを受け継いだこの4年間「地下水保全の仕組みづくり」について、何回も議会で取り上げてきました。昨年3月の一般質問で「大変大事な検討課題」と市長答弁は、半歩前進です。2011年3月に「水と緑の基本計画」が策定され、昭島市は地下水保全への取り組みをどのように行っていくか、条例化への道筋を質問しました。

 水と緑の基本計画は、「水辺の環境を大切にする」「ふるさとの水と緑を継承する」「まちの水と緑を守り育てる」「農の水と緑を維持する」「水と緑のまちづくりにみんなで取り組む」の五つの基本方針とし、基本施策として玉川上水の保全、湧水の保全、水循環の保全、農業用水路の保全と維持などを設定し、基本には市民との協働を重視したという答弁です。さらには基本計画では担当部署も明示し、水循環に関する情報管理を一元化したことは、今まで提案したことが取り入れられました。

 条例化について、水と緑の基本計画は、短期、中期、長期とスケジュールされる中で、“長期”の中で検討されます。短期、中期の中で、水循環への保全施策が展開されるならば、同時に条例化も進めれます。昭島の水は、昭島の財産です。引き続き、条例化について、提案します。