再び富岡町へ~仕事起こしのつながりから
今年4月のコットンプロジェクトのいわきツアーで一度訪問した福島県の富岡町へ再び訪問する機会がありました。今度は富岡町にかつて住んでいた住民の皆さんと一緒です。(2014年8月17日)
それは、環境まちづくりNPOエコメッセと仕事起こしプロジェクトでつながりがある、地元のさくらショップの女性たちがぜひエコメッセの皆さんに、富岡の町を見て欲しいと言われ、今回の訪問が決まりました。
車内では0.6ミリSv。まちあちこちに除染された土が
年間20ミリSvまでは避難指示解除準備区域、
年間20~50ミリSvが居住制限区域、
年間50ミリSv以上が帰宅困難区域
富岡町は、同じ町内で居住制限区域と帰宅困難区域が混在します。
空気は行き来しているのに、帰宅困難地域の向こうへ行けない柵と錠がされています。
町の中は、除染をする作業員と日中の時間だけ帰れる居住制限区域の住民らしき人がいるだけでした。
今回案内をしてくれた女性の夫は、富岡町の人は原発の仕事で生活が成り立っていた話を複雑な思いとともに、3年経った今、ぽそりぽそりと話をしてくれました。