多摩地域の商業、農業、産業の拠点となる産業サポートスクエア・TAMA

一般公開(2月23日)に参加して

多摩テクノプラザ「振動試験機」前にて
多摩テクノプラザ「振動試験機」前にて
 昭島市の東、立川市に隣接した元都立短大跡地に、東京都立産業技術研究センターが運営する「産業サポートスクエア・TAMA」がオープンしました。産業サポートスクエアTAMAは、中小企業を経営面から支援する「経営サポート館」、中小企業を技術面から支援する「多摩テクノプラザ」、農林水産業の発展を経営・技術から支援する「東京都農林水産振興財団」、再来年度オープンする「多摩職業能力開発センター」があります。星ひろ子都議、青山市議、市民とともに見学しました。

 多摩テクノプラザは、ものづくりに対する技術支援をします。試作品・製品の開発期間短縮、コスト削減、品質向上など製品開発に貢献のための設備に、目を見張りました。とくに興味を引いたのは、EMCサイト。電波暗室は、電波を遮断、反射電波もなくし、製品の各種規格を試験できます。車やMRI等大型の医療機器などの試験ができる10m電波暗室は、東京都内では唯一の施設。中小企業だけでは設備を完備するのが厳しい中、心強い拠点です。

 私は、中小企業振興公社が経営をサポートする施設にも注目しています。創業、起業を支援するセミナーをはじめ、インキュベーションオフィスを完備。3年間限定で借りることができます。せっかく昭島での起業した人材を、3年後は地域の中で起業を継続支援できる施策も必要ではないでしょうか。

 さて今回の3月議会の一般質問で私は、社会的企業の起業の自治体としての支援策を質問します。3月8日(月)の3番目です。ぜひ傍聴下さい。