地球を冷やせ!64年目の夏、広島原爆投下の日に思う

Yes, we can

昭島しあわせ会主催原爆パネル展(市役所ロビー12日まで展示)
昭島しあわせ会主催原爆パネル展(市役所ロビー12日まで展示)
 8月6日8時15分の朝は、毎年黙祷から始まります。私の90歳になる祖母と母は、当時呉市で広島の原爆に遭遇。広島へ勤労動員され、いつもの朝のように「行ってきます」と出かけたお隣のみっちゃんが、シャレコウベで帰ってきたことは、昨年の私のブログに書きました。原子爆弾は、一瞬にして普通の市民の生活を壊します。そして、戦争は絶対してはいけない。

写真は、昭島市内に住む広島・長崎の被爆者のみなさん。毎年8月に市役所ロビーにて、手弁当で原爆のパネル展示をしています。学校教育の現場では、あの悲惨な戦争を子どもたちへ伝えられる時間が非常に減っています。せっかくの機会、多くの人にパネルを見て欲しい。

 麻生首相は、原爆症認定集団訴訟への救済に画期的な政府の判断をしました。一歩前進とはいえ、64年もの年月はあまりに長い。原爆認定審査をまつ多くの人への救済もされるのか、まだまだ課題はある。早急に取り組むことを、8月30日の衆議院総選挙後の政府に期待したい。

 今年の秋葉広島市長の世界に呼びかけた平和宣言が心に残った。
 We have the power. We have the responsibility. And we are the Obamajority. Together, we can abolish nuclear weapons. Yes, we can.

 全世界が核廃絶に取り組まねば、地球の未来はない。

 さて夕方、事務所のある通りで、4年目となる「打ち水大作戦」を実施。例年8月6日は暑〜い日となるのですが、今年はなんだか変!気温は29℃。打ち水をしたものの気温は変わらなかったのですが、風が吹くと涼しく感じます。通りかかりの人も「涼しいね〜」と声をかけてくれました。風呂の残り湯や雨水をためての打ち水も今年も地域の商店街へと広がりました。
 
 人間は戦争であっという間に生活や自然環境を壊します。打ち水はちっぽけなことかもしれない。しかし一歩ずつ地域で広がっています。昭島から「地球を冷やせ〜!」