子どもにとって食育とは何か

子ども達と手作りソーセージや飯盒炊さんをして

 今日は一日、子ども達と「食」をテーマに活動。「作って!食べて!」考えさせられました。

 午前中は、運動グループ主催による親子ソーセージ作りに参加。中学生の息子と参加する予定が、子どもは部活へ行ってしまい一人で参加。夕飯作りにいかして欲しいという目論見は、見事に破れましたが、久しぶりに子ども達と作るソーセージは格別でした。材料は、豚挽き肉とセージとミックスハーブと牛乳と塩こしょう、といういたってシンプル。安全安心を目で見て実感!さあ〜て、絞り袋に混ぜた材料を羊腸に詰めていくのは、子ども同士の協力がなければできないところ。力強く押してうまく入らず、泣く子もいれば、お互い息のあった高学年同士は、まるでお店で売っている高級ソーセージの出来上がりです。そのあと炊きたてご飯をおにぎりにし、満足そうにおいしそうに食べる子ども達の笑顔は、見ててもうれしいものです。
写真右は、子ども達と作っている様子

 午後は、地域主催の夏キャンプ前の事前講習の飯盒炊さんに参加。子ども達に一合ずつ米を持たせ、三人に飯盒一つ。三合の米を準備したブロックで作ったかまどで直火炊きに挑戦。まずは火おこしから挑戦。おそるおそるマッチをつける子ども、マッチで火をつけたもののその先すぐに新聞紙に直接押しつける子ども・・・。なかなかかまどに火はつきません。やっと火がつきご飯を炊く準備。できあがったのは一時間後。焦げご飯ややわらかいご飯etcさまざま。そのあとの自分たちでにぎったおにぎりは格別でした。
写真左下は、やっとかまどに火がつき、ご飯が炊けた!
写真右下は、飯盒炊さんの様子、どうしたらうまく小枝に火がつくのかな話し合い中

 さて昭島市は今年度食育として、公立小中学校で「お弁当の日」を設定しています。家で親子で朝弁当を作り、学校へ持っていくというもの。弁当の日を非難するつもりはない。経済不況が声高に叫ばれ、共働き世代が増えている中、朝親子でお弁当作りに食育を兼ねて取り組める家庭はどれだけあるのだろうか。学校で食育を掲げて行うならば、まず子ども達自身にご飯を作る、栄養バランスを考えるなど力をつける授業の取り組みから実施してはどうだろう。今回子ども達と一緒にご飯作りをして実感しました。