子宮頸がんワクチンのリスクの説明を求めたが・・・!
昭島市では、2010年に、多摩26市の中では、いち早く子宮頸がんワクチンの接種を導入してきました。厚生労働省によると、子宮頸がんの予防ワクチン「サーバリックス」を2012年までの3年間に接種した延べ684万4,000人のうち、その0.014%にあたる、984人に副作用があったことが報告されています。重篤なケースも88件報告され、死亡例も1件含まれています。
昭島市同様先進的に導入してきた杉並区では、ワクチン接種による計算障害等の副反応の被害が出ました。杉並・生活者ネットワークのそね文子区議が議会で取り上げました。区は予防接種との因果関係を認め、補償する方針を示しました。被害生徒の母親は、「ワクチンの接種は任意でも、重い副反応が出る可能性などは誰も教えてくれず、判断のしようがなかった」と話しています。ワクチンの有効性だけを説くのではなく、リスクも説明しなければならないと思います。そのうえでワクチン接種をするか否か、保護者の判断で決めるべきではないでしょうか。3月議会の厚生委員協議会で、昭島市にワクチン接種のリスクの説明を接種者へするよう求めましたが、「リスクの説明はしない」との答弁でした。
そもそも子宮頸がんワクチンの効果が6,7年といわれる中、中高生への接種の必要性が疑問視されています。中高生への子宮頸がん予防ならば、検診意識を高めることや性教育等、取り組めることがあるはずです。