とはいえ、本来目的とするごみ減量につながるかはまだまだ課題があります。リサイクルすればするほど、「分別、収集」の「費用、人員、時間」が自治体にかさみ、資源化貧乏に。やはり製造する側が最初に商品化するときに義務付けすべきではないでしょうか。
そもそも「ごみになるものを買わない(ごみを減らす=Reduce)」「繰り返し使える容器を使う(何回もくり返し使う=Reuse)」という社会にすべきです。来年度容器包装リサイクル法が改正されるときです。2Rが推進される社会の仕組みにしていきたいと思います。
平成21年度は、プラスチックごみ処理委託に1億2500万円、有料プラごみ袋製造に1250万円、市民が購入したプラごみ袋が1年間で7000万円です。プラスチックのごみを処理するのに市民は税金やお金を二重に費用負担しても不足しているごみ経費、根本から見直す時期ではないでしょうか。