国連機構『UN WOMEN』が設立

国連女性開発基金ユニフェム議員研修会に参加して

左:モエズ・ドレイド氏(ニューヨーク本部事務局次長)右:ステイヌン・グッドヨンスドッテ氏(日本事務所長)
左:モエズ・ドレイド氏(ニューヨーク本部事務局次長)右:ステイヌン・グッドヨンスドッテ氏(日本事務所長)
 国連女性開発基金ユニフェムは、来年1月から新たに『UN WOMEN』となり、藩事務総長の直轄に位置づけられます。APEC WLN(ウーマン・リーダーズ・ネットワーク)会合が19日〜21日まで東京で開催。そこで昨日21日衆議院第2議員会館にて、ユニフェムニューヨーク本部事務局次長モエズ・ドレイド氏と日本事務所長をお迎えしての議員研修会しました。

 UN WOMENの事務局長には、ミシェル・バレン(チリ前大統領)氏が就任することが決まりました。UN WOMENは、途上国のみならず、先進国をも含む女性の課題に取り組みます。

 今バックラッシュが起こる中、女性政策や男女共同参画の領域は、遅々として進まず・・・。今後女性のエンパワーメントの活用に先進国をも含めた国連の新機構には期待が持てます。とくに今回呼びかけ人は、外務省副大臣に任命された松本剛明衆議院議員はじめ男性議員も積極的に関わっています。ODAの拠出が世界5位、ユニフェムは22位で現在日本の拠出は、4960万円という低さ。今後の展開には、期待したい。