なぞの物体発見!『スピーチオ』

音声読み取り装置とSPコード

 保健福祉センター「あいぽっく」受付に、高齢者や視覚障害者に向けて開発された音声読み上げ装置「スピーチオ」があります。
写真右、なんともかわいい卵型の「スピーチオ」〜使いかたは、①スピーチオにSPコードを差込み、読み取らせます。 ②読み取った音声は前面のスピーカーから流れます。(スピーチオのHPより)

 一つの音声読み上げ用バーコード「SPコード」(写真右下)で約800字の文字を読み取れるようです。また音声読み取り装置(スピーチオとTellme)は、「視覚障害者用活字文書読上げ装置」として重度障害者(児)日常生活用具の指定品目となり、給付金の範囲内で購入できます。

 島根県安来市では、スピーチオ導入はもちろんのこと、市の広報紙のバリアフリー化を進めるとして、音声読み上げバーコードSPコードを印刷しています。

 さて音声読み取り装置が「あいぽっく」に設置されているものの、周りある印刷物には、SPコードがついていません。近くにある印刷物にSPコードがついているか捜しても見つかりません。

 「音声読み取り装置とSPコード」は、高齢者や視覚障害者にとって、画期的な装置といえます。そのためには、SPコードの普及も課題です。まずは、市の広報物にSPコードを導入すべきと思う。
 しかしそもそも昭島市のホームページのサイトを検索しても、このスピーチオ、SPコードのことがないのは、なぜだろうか?また装置の横に何のためのものか、掲示すべきではないだろうか。どんなに便利な装置でも、上手く広報がされていないことは問題である。
写真左下、横からみたスピーチオ
写真右下、音声読み上げ用バーコードSPコード