写真上、カンナ体験。削り節のような木のくずがいっぱい。カンナ削りでプールに。
今回2階の集会室では、中学校の科学クラブなどの生徒による無線、空気砲、ペットボトル顕微鏡など。他にも万華鏡作り、糸電話・・・。外庭では、大工さんによるカンナ削り体験&プール。シャボン玉、こねこね石けん、紫外線ビーズ。私は、シャボン玉コーナーをお手伝いしました。
とにかく地域力・市民力による教育力!保護者の中にもさまざまアイデアや特技を持っている人がいっぱいです。地域の力が集まると、すごいパワー。子どもたちも楽しそうでした。
さて昨年理科離れを懸念して、東京都から理科支援員等配置事業委託金がありました。昭島市は、すべての学校へ平等に分配。しかし昭島市独自で学校で理科好きになるような取り組みは、行なわれませんでした。
例えば浜松市の場合、5年かけて、企業、大学の先端技術の研究成果のテーマとするようなことを小学校5、6年生向けに実施。浜松市内のスズキ・ヤマハ・ホンダの方に授業をしてもらうことで、理科授業への興味につなげたいというふうなことの記事が載っていました。自治体によっては、積極的に地域の企業などと連携し、子どもたちが理科が好きになるようなことに取り組んでいるのです。
昭島市には、自主的に取り組んでいる”子どもも大人も楽しく学ぶ集い”のような団体があるだけでなく、市独自の環境配慮者事業所ネットワークの取り組みもあります。環境配慮事業者ネットワークは、市内にある事業所との環境の連携です。世界、日本でトップレベルの技術を持った事業所ばかりです。フォスター電機の音響の技術は、トップです。
地域の力をコーディネートするのが、行政の役割の一つではなかろうか。地域には資源がいっぱいあるのに、もったいない話。地域の資源を活用し、子どもたちが理科好きになるような昭島市独自の取り組みを、ぜひ行なって欲しいものです。