毎学期に定期的に読書旬間をするだけでなく、保護者が自主的に読み聞かせをしています。
写真右、学校図書室での読み聞かせ様子。学校司書がいれば、もっと活用できるのになあ。
ちょうど6年前、私は担任の先生へお願いし、読書旬間以外にも毎週保護者が、朝の授業が始まる前の時間に読み聞かせをすることの了解を得ました。担任は、落ち着かない子どもたちを保護者の目でも見て欲しい。学校へ保護者がきて欲しい・・・など思惑があったようです。
私の思いは、違いました。子どもたちが「あまのじゃくとうりこひめ」すら、知らないということを目の当たりにし、少しでもお話の楽しさを知って欲しい、何よりお話を聞く耳を持って欲しいという思いがありました。
そして、6年間ほぼ毎週お母さんやお父さんたちに手伝ってもらい、子どもの学年は読み聞かせを行なうことができました。高学年になると、長編のお話もじっくり聞ける子どもたちになりました。その蓄積は、子どもたちにとっても財産になっているだろうと思います。
今日読んだ本は、低学年が多かったので、「ぼちぼちいこか」を選定。大阪弁で語られ、バレリーナや消防士などにかばがチャレンジするのですが、ことごとく失敗します。この本は、私のお気に入りの一つです。子どもたちも目をキラキラさせながら、聞いてくれました。
さて明日は議会。来週から6月議会が始まります。議会の中では、遅々として進まないことがたくさんあります。一歩前進かと思えば、足踏みしていたり。教育、環境・・・のこと、毎回答弁で「研究やら検討やら・・」とあいまいな返事にイライラします。
今日久しぶりに読んだ絵本「ぼちぼちいこか」は、今の私の肩の力を抜いてくれました。
”ま、ぼちぼち いこかーということや。”
写真左、おすすめ本「ぼちぼちいこか」マイク・セイラー作