昭島市内の協力店舗は、イトーヨーカドー、エスパ、ジャスコ。調査では、男性の持参率も高く、3分の1の人はレジ袋を断っていました。また有料化には、56%の人が理解を示していました。
全国調査は、関東中心に84地点、13623人がアンケート調査に参加。店頭での辞退率は45.1%と高く、71.2%の人はレジ袋はもらわないようにしているという回答です。環境に関心がある、意識ある消費者が増えてきています。
報告会では、『全国初!県内一斉レジ袋の無料配布を取りやめる富山県』から、石井知事の基調講演がありました。富山県は消費者、事業者との協議の場を設定し、レジ袋の無料配布をやめることにしました。コンビニなどまだ課題は残すものの、すばらしい取り組みです。
「自治体は環境抜きには、語れない。地球温暖化防止にはエコライフへの転換が必要。その道のりは遠いが、レジ袋削減が重要な第一歩。レジ袋削減が新たなスタートとして地球環境保全の輪を世代や国境を越えて大きく広げたい。地球は未来の世代からの『大切な預かりもの』私たちがいまできることからはじめよう!」という知事の言葉には説得力がありました。
パネリストの事業者(イオン)は、レジ袋もらわない運動は、臨界点ではない。今、手を緩めると元にもどるだろうと発言。
経済産業省リサイクル推進課長は、容器包装法改正の時に拡大生産者責任を盛り込めなかったことを非常に悔しがっていました。
杉並の山田区長からは、レジ袋有料の条例の報告がありました。
会場からは、レジ袋をもらわない行動をしている町田市のレジ袋を出さないスーパーの事例報告やレジ袋も商品として消費者に選択させてほしいという発言もありました。
レジ袋を有料化、はじめからレジ袋を配布しないなど・・・さまざまな自治体では、あらたな取り組みをはじめています。
さて今月27日昭島市はあきしま緑花フェスティバルでマイバッグを配布予定です。今までもさまざまな市主催のイベントでマイバッグを配布しています。そろそろ消費者、事業者と協議の場を行政が設定し、昭島市としてどのように取り組むか、考えるべきではないだろうか。
(小学生のジーパンを使ったリメイクされたバッグのアイデアには感動しました。(写真右下))