まちの課題から政策をつくろう

子育て・子育ち・教育ワークショップで政策づくり

生活者・ネットワークは、市民の皆さんからの声をつなげて政策提案、予算要望を行っています。10月23日子育て真っ最中のお母さんたちと、子育て・子育ち・教育に関するワークショップをしました。参加してくれたのは、就園前の子どもをもつお母さんから上は高校生までと、子育てに日々奮闘している母たちです。さまざまな年令、学校区を越え、参加者同士活発な意見を出し合うことができ、情報交換の場にもなりました。

困っていること、悩みを出し合おう

まず、年令ごとの子育て・子育ち・教育に関する困ったことなど課題点をあげました。子どもの年令が低いときは、子育てに関する情報やちょっとしたことを相談する相手がいない、母親の負担が大きい、ちょっとしたときに預かってもらうとところがない。未就学の子どもでは、幼稚園や保育園で先取りして学ぶことへの危惧。小学生では、子どもが習い事などで忙しく遊ぶ時間のスケジュール調整をしながら遊んでいる、安心して思いっきり遊べる公園がない、友達と集まっても小型ゲーム機などで個別に遊んでいる、児童館が遠い。中学生では、塾への経済的負担、思春期のサポートがないなど不安や悩みが多数出されました。

どうしたら解決できるのかな?

こうして出された悩みや課題を整理しながら、どうしたら解決できるか意見を出し合いました。子育て情報を気軽に得られる場や人をつくることや地域の人的資源、今ある資源(建物)を活用するなど意見がでました。課題解決には、お金がかかることもわかってきました。しかし、今すぐ実行できることも見えてきます。全児童を対象にした学校開放の実施。地域の力を学校や公園などで生かすことなど、即政策へとつながるアイデアも出てきました。

一人ひとりの思いが政策に

子育て真っ最中の母だからこそ抱える今の悩みや思いがあることを実感しました。一人ひとりの思いが、政策につながることを確信したワークショップでした。今後この思いを政策につなげていき、議会へ子育て真っ最中の声を届けていきたいと思います