垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備に反対
昨日(12日)外務省北米局参事官、防衛省北関東防衛局長が横田基地周辺自治体(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)に対して、CV-22オスプレイを横田基地に2017年後半に3機、2021年までに7機の合計10機を配備することを説明しました。
CV-22オスプレイ配備は、空軍の特殊作戦部隊の使用であり、また報道を通じて、オバマ政権が進めるアジア重視政策に沿うものと位置づけています。4月に日米両政府が合意した日米防衛協力のための指針」では、「自衛隊と米軍の特殊作戦部隊は、作戦実施中、適切に協力する」と明記されおり、特殊作戦部隊で使う米空軍オスプレイが配備されることで日米連携は一層強化されていくであろうことが報道でも指摘!
ますます基地周辺の住民を脅かす状況下になり、日本政府においても戦争ができる国に形を変えようとしています。周辺自治体や住民を無視、国民不在の政府決定がなされたことに対し,到底容認できるものではありません。
昨日は議員懇談会のため、市議会にいました。そこで緊急に昭島市長、地元昭島の衆議院議員(長島昭久氏、小田原きよし氏)へオスプレイ配備撤回の要請行動をしました。
以下昨日外務省と防衛省が来庁する前に要請した内容です。
●垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備に反対する要請
2015年5月9日横田飛行場へのCV-22オスプレイ配備報道に関し、北関東防衛局への確認で「そのような事実はない」との回答がなされていました。
しかし本日12日に横田基地周辺自治体(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)に対して、横田飛行場に関する共通諸問題の説明のために来庁されると伺っています。今般の「垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備」の報道内容が事実とすれば、極めて遺憾であり、到底容認できるものではありません。CV22オスプレイの横田基地に配備することは、長らく騒音被害で苦しむ住民への心痛、さらに危険を基地周辺に増加させることであり、決して認められません。
昭島市議会としても2013年10月2日に全会一致で「垂直離着陸輸送機CV22オスプレイを横田基地に配備しないことを求める意見書が可決されています。
ついては垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備の撤回を求めるものであり、昭島市として、日本政府と米国政府に対し、このことを強く求めるよう要請します。
2015年5月12日
昭島市議会 みらいネットワーク 代表 小林 こうじ
青山 秀雄
おおたけ 貴恵
内山 真吾
篠原 有加