2006年スクールプラン21が取り入れられました。特色ある学校づくりをうたい文句に各学校間で提案、そして予算が配分されました。
ある小学校では、子どもビオトープを作りました。作った当時、地域のお父さんや学校に協力している地域の人たちが穴を掘り、水をいれました。いずれは地域の人に管理をして欲しい・・・そんなことを言っていたはず。地域への呼びかけは、今ありません。当時の校長先生や担当の先生はもういません。学校は、そこに住む地域みんなのものです。特色ある学校つくり、校長さんが変わっても、連携されていって欲しい。
保護者も地域も学校に協力したい、支援をしたいという思いがあっても、学校の本音がわからない。そんな声が上がりました。
特別支援教育の取り組みも学校間によって、差があります。保護者に周知されていない現状や学校も伝えようとしても保護者自身も知ろうとしない。何より、分かりにくいのではないかと意見がでました。
⇒う〜ん!課題です。
昨年からやたら学力!学力!と声高に叫ばれるようになりました。杉並区の和田中学校で夜スペが始まる中、親として、本来公教育で基礎学力がつくよう、教師に頑張ってほしい。しかし今の教科書が分かりにくいのではないかなど意見も飛び交いました。
さて議会では、モンスターペアレントの実態は?な〜んて質問をする議員もいます。マスコミでは、モンスターペアレントが一人歩きし、なんだか保護者が孤立するような言葉は非常に違和感をもちます。先生たちの言い分もあると思います。
しかし、保護者が、学校や子どもたちを支援したいという思いは、学校の先生と同じでないだろうか。
引き続き、公教育の課題、また何を求めるか。考えていきたいと思います。