人と暮らしと地域をつなぐ架け橋!パスレル保谷

昭島地域協議会”高齢者住宅を考える会”より

 「年をとっても自分らしく生きたい。」という思いで、高齢者住宅を考える会は、3年前から活動。今まグループリビングのココ湘南台、ほっと館など見学しています。
写真右、パスレル保谷の正面から 

 パスレル保谷は、2007年オープン。いろんな人が集い、さまざまな市民事業などが共生しています。

 1階は、生協のお店と保育園。生協のお店の横には、カフェや惣菜やさんもあります。保育園は、木製の床、椅子、机・・・。あったかい雰囲気です。給食は生協の食材を子どもたちが見えるところで調理。ちょうど訪問したときは、枝豆の差し入れがありました。今日は4人に二人の保育士さんが担当しています。子どもたちは、水遊びをして楽しそう♪

 2階は、デイサービス”ハミング”、移動サポートサービス”ひらけごま”、在宅介護サービスの事業所、市民企業家たちのオフィス”シェアドオフィス、イベントスペース’プラス・ド・パスレル”があります。イベントスペースでは、リトミック教室をしています。子どもたちの声が響き渡ります。デイサービス”ハミング”では、今日は12名の方が利用、見学者の私に話しかけてくれます。

 3階、4階は分譲住宅。50㎡〜70㎡の住宅が10戸あります。富士山がきれいに見える部屋が人気だそう。夫婦世帯、女性の単身など住人はいろいろな方たちです。住宅を管理しているのが、NPOプラス・ド・西東京。清掃や生活のちょっと困ったことなど手伝っています。クーラーの使い方やごも分別の方法など。

 このマンションの中で、人が行きかいます。3、4階の一人暮らしの住人が、1階のカフェでマイ椅子で会話を楽しみながら、食事をとったり・・・。

 2階のイベントスペースで三味線を行なっていた若者が、デイサービス”ハミング”で交流。シェアドオフィスの企業家たちがイベントスペースでセミナーを開催など・・・。

 パスレル保谷の中で、多様なライフステージ人々が行き交います。高齢者だけでなく、子どもや若い人、主婦やリタイアし地域貢献したい人などいろんな力で新たなコミュニティーとなっていました。
 
 さて昭島においても、多様な人が行き交う場、拠点を作りたい!と思った見学会でした。
 
 まあ!西東京の市民活動はすごいパワーです。市内に同じ思い、パンや、弁当や、レストラン・・・などの運動グループが18団体があります。
写真下左、保育園の様子
写真下右、3階4階の分譲住宅の外観