昭島市の法人市民税が4億円不足!

補正予算特別委員会から

補正予算特別委員会(12月9日)
補正予算特別委員会(12月9日)
 補正予算特別委員会の質問の順番は、前回の委員会で一番だった会派が最後に回り、それ以外の会派が順番を抽選します。会派の順番が決まったあと、一人会派(無会派)が行います。

 私が所属するみらいネットワーク会派は、3番目、二人会派のため15分しか質問時間はありません。

 さて今回の12月補正予算では、市の厳しい財政を目の当たり!法人市民税の補正額が△4億円(不足しているのです)。昨年度の同じ時期税収が14億5千万円あったものが、現在約9億1千万円です。昨年度と比較すると5億4千万円減収、38%減です。26市中25市が減収、昨年度比でいうと羽村市は60%減、青梅市・小平市・日野市・西東京市が50%減、八王子市が40%減収しています。各自治体とも非常に厳しい状況です。

 臨時財政対策債(国への借金、3年据え置き20年で返済します)を12月議会で4億円追加発行。昨年度臨時財政対策債を発行をせず、市も努力したにもかかわらず、今年度当初から合計すると9億円の発行となりました。来年度の予算編成に37億円不足している状況など鑑み質問しました。
(Q)来年度も臨時財政対策債を発行するか?
(A)(発行限度内の15億円)発行予定。(昭島市の貯金である)財政調整基金などを取り崩さねばならないと答弁。

 11月30日厚生労働省による職業安定所でのワンストップサービスは、画期的です。生活保護の扶助費が伸びていることを踏まえ質問しました。
(Q)立川ハローワークでのワンストップサービスの状況は?昭島市との連携は?
(A)立川での相談件数は45件。多摩地域で一番多い件数。年内に再度ワンストップサービスをする。市としての連携は、課題を含め各市意見を収集し、調整中。
→調整を終えたら、早急に取り組んで欲しいと提案しました。

 現在拝島三小学校の情緒障がい児の通級クラスたんぽぽ教室は、29名です。さらに3名の入級委員会にかけられています。来年度東小学校に情緒障がい児の通級指導学級が設置されます。待ち待った市内2校目の通級学級。ハード面だけでなく、情緒障がい児へのスキルをもつ教員配置をして欲しいという視点で質問しました。
(Q)東小学校の通級学級整備事業1776万円の整備とは?
(A)南側校舎の3教室で、個別の学習室、小集団学習室、プレイルームなどを整備。間仕切りなどの児童一人ひとりの支援ができるよう環境整備をする。
(Q)情緒障がいの専門スキルを持つ教員を配置すべき。
(A)東京都へ要望している。他市においても専門スキルをもつ教員配置は課題。
→委員会終了後、指導室長のところへいき、何としてでも専門スキルがある教員を配置するよう訴えました。

他、消費者生活相談のホームページ作成について、市民にわかりやすいよう取り組むべきこと、同じ会派の青山議員からは、市道北134号(松原踏切、松原架動橋)整備事業の凍結など質問しました。