古池はつみを市政へ送り出す会でのバリアチェック隊の調査報告に生活者ネットワークの原点を実感しました。
昨年度結成されたバリアチェック隊は、高齢者や障害者、車椅子を移動手段として使う市民、杖利用者とともに、高幡不動駅、日野駅、豊田駅、百草園駅、日野市主要駅周辺のまちの飲食店など約140店舗のバリアチェックをしました。
玄関の入口、椅子、駐車場・・・などで段差がありスムーズに進行できないことなど多くの課題が見つかりました。
とくに外出時のトイレのことは、大きな問題です。
あるお店の店舗では、男女トイレの各々に車椅子用の個室があるときの介助者(女性)と車椅子利用者(男性)の性別が違う場合、どちらを利用していいかわからない。親切なようで不親切・・・。
たまたまそこの店舗の店員が男性トイレを利用するよう指示し、男性トイレの前に清掃中の看板を立てかけてくれたという報告を受け、当事者の視点で実際に調査したからわかったことだと思いました。
今回の調査結果からもバリアーフリーなまちづくりへの今後の取り組み課題が見えてきます。がんばれ〜!古池はつみ♪
アビリティークラブたすけあい理事長の池口さんからは、要介護者の在宅生活を支える「生活援助」の必要性の調査結果報告がありました。
「家族の通常の生活が続けられる」「主体的な生活ができる」「世の中の話ができる」・・・体操だけが、予防ではありません。生活援助サービスは、介護度別維持期間を保つ有効な手段であることが数値で示されました。2011年度介護保険制度の法改正があります。それに向けて、ACTは、政策提言をします。
自分たちの欲しいものは、自分たちで作ることを実践してきたACTの報告には、説得力がありました。
(これらの調査報告は、日野市はもちろん昭島市において提案できることだと実感♪)
さて市政へ送り出す会終了後、参加者みんなで、いざ日野駅へ!街頭演説をしました。