原発半径20キロ圏内の富岡町~2014年4月28日

2014年4月30日 05時30分 | カテゴリー: 活動報告

富岡町のモニタリングポストは0.38の数値を示していました。

富岡町へ向かう道中には除染された土壌の入ったフレコンバックが山積み

美容室の時計は当時の時間で止まったまま

家の中には軽トラックが


ガソリンスタンドは開いている

天ぷら油リサイクルバスで行く!ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの種まきツアーに参加しました。ツアー二日目は、原発半径20キロ圏内富岡町へ向かいました。(2014年4月28日)
 福島県内はどこの地域も当たり前のように放射線量を測定するモニタリングポストが学校や公園に設置されています。朝のニュースでは天気予報の後は、放射線量の各地の地域の情報が流され、最後は双葉郡の線量が画面にでます。それが福島県の日常なのです。
 

 現在、9時から3時まで一時帰宅ができます。私たちツアー参加者も、その時間に富岡町へ向かいました。ガイガーカウンターの数値がどんどん上がります。

  福島県富岡町の役場のホームページから自然豊かな、人もゆったりと時間を過ごすそんな情景が浮かびます。そんな富岡町を取り戻すこと、元に戻すことできるのでしょうか。
 富岡町は、福島県浜通り地方の中央に位置し、北は大熊町、西は川内村、南は楢葉町とそれぞれ境を接し、阿武隈山地と太平洋の間に広がる面積68.47平方km、人口約16,000人の町です。 町を二分して太平洋に注ぐ富岡川や阿武隈山地を流れる滝川渓谷、落葉広葉樹を中心とした自然林が広がる大倉山などの山々、磯釣りのメッカ仏浜、断崖絶壁の海岸線等々山海の自然に恵まれ、年間降水量1,196mm、年平均気温12.2℃と四季を通じてしのぎやすい温暖な地です。(福島県富岡町の役場のホームページより)
 

 私はNPOの活動を通じて、富岡町の仮設住宅のお母さんたちとともに、手仕事起こしで桜ショップの立ち上げを手伝ってきました。エコタワシのさくらタワシは、「夜ノ森の桜」を思い出せます。お母さんたちから「いつになったら帰れるのかな」という問いかけを何度かされました。

 現在一時帰宅しても、夕方に、今住むところへ戻らねばなりません。夜ノ森の桜の場所もゲートが敷かれ、人が入れないように封鎖されています。
 

 富岡町で見かける多くの人は、除染する作業員。富岡町へ入る道中で開いている店は、ガソリンスタンドと作業員相手のコンビニのみ。

  原発は人の生存とは、相いれません。住むところも奪い、財産も奪い、家族もバラバラ、国策だから、犠牲があってもいいなんてありえません。今の国の原発をベースロード電源とするエネルギー政策は、今一度立ち止まり、見直すきだと考えます。