来年4月稼働!プラスチック製の容器包装も再商品化

厚生委員会視察”環境コミュニケーションセンター”(11月17日)

リサイクル棟の「その他プラ」のベルトコンベア
リサイクル棟の「その他プラ」のベルトコンベア
 現在美堀町にリサイクル施設「環境コミュニケーションセンター」が建設されています。リサイクル棟が約25億円、プラザ棟が約6億円の合計31億円の大規模な施設です。来年3月末までに完成し、4月1日から本格稼働。ここでは容器包装リサイクル法により、プラスチック製の容器包装も再商品化されます。今まで昭島市では、PETボトルとビンだけの再商品化。プラスチック製容器包装について、製品増の歯止めをかけ、ごみになったものについては分別収集し、その上で可能なかぎりリサイクルするというのが、容器包装リサイクル法の精神!それに則り処理する昭島市は、一歩前進です。

 とはいえ、本来目的とするごみ減量につながるかはまだまだ課題があります。リサイクルすればするほど、「分別、収集」の「費用、人員、時間」が自治体にかさみ、資源化貧乏に。やはり製造する側が最初に商品化するときに義務付けすべきではないでしょうか。

 そもそも「ごみになるものを買わない(ごみを減らす=Reduce)」「繰り返し使える容器を使う(何回もくり返し使う=Reuse)」という社会にすべきです。来年度容器包装リサイクル法が改正されるときです。2Rが推進される社会の仕組みにしていきたいと思います。
 
 平成21年度は、プラスチックごみ処理委託に1億2500万円、有料プラごみ袋製造に1250万円、市民が購入したプラごみ袋が1年間で7000万円です。プラスチックのごみを処理するのに市民は税金やお金を二重に費用負担しても不足しているごみ経費、根本から見直す時期ではないでしょうか。