是々非々の立場の”賛成討論”♪♪

2010年3月26日 20時45分 | カテゴリー: 活動報告

本会議最終日より

 今日は、本会議最終日です。初めて予算への賛成討論をしました。今までも当初予算には、賛成でした。しかし賛成だからといって、市長提案の予算の丸飲みではありません。今日の討論の全文を載せます。

 日程第1議案第9号 2010年度昭島市一般会計予算に対し、みらいネットワークを代表して、幾つかの意見を交えて、賛成の立場で討論を行います。
 国では、一般会計額92兆2992億円と過去最大の2010年度予算額が成立しました。政権の「コンクリートから人へ」の方針に基づき、公共事業費を制御し、社会保障費を増やしたことは評価するものの、戦後初めて借金が税収を上回る当初予算に、不安も感じます。大学生、高校生の2010年春卒業生の就職内定率は悪化し、来年の新卒求人も多くの企業で控える予定など、就職氷河期再来ともいわれている中、若者が将来への希望を持つ社会にしていくのは、政治の力があらためて必要であると思います。

 さて昭島市の一般会計予算の審査にあたり、みらいネットワークは、定例会初日の市長の施政方針演説、教育長の教育施策推進の基本的な考え方を念頭に、一般質問、予算要望への回答、各委員会における質疑などを参考に、慎重に検討させていただきました。

 まずは、将来にわたって夢と希望と元気が持てる施策展開を基本に、5点の重点項目の市政運営には、期待をしています。

 魅力あるまちの礎を築く都市基盤整備では、拝島駅周辺整備が進み、計画期間内完了に向け、集中して取り組んでおられることを評価します。
 立川基地跡地利用については、希少種の環境保全地域が明示され、事業が進展しつつあります。地域に住んでいる市民の方々に十分説明をし、意見を聞き、合意形成をはかられることを望みます。

 環境に配慮した資源循環型社会の構築への取り組みでは、環境コミュニケーションセンターの建設事業が進められることを評価し、一層のごみ減量や新たな生ごみ減量施策への取り組みを展開することに期待しています。

 市民との協働によるまちづくりへの取り組みでは、新たな市民連携によるまちづくりへのシステム構築で、行政一人よがりのまちづくりに陥らない、自治会からさらに広げた市民との連携に、市民との協働のまちづくりが進むことを期待します。

 予算編成の大綱と主要な施策のうち、次世代育成支援行動計画の後期計画が実施されるにあたり、待機児童の解消施策を評価するとともに、今後進められる保育園の民営化や学童クラブ育成料見直しにおいては、しっかり当事者の意見、市民の意見を丁寧に聞き、合意形成をはかりながら進めることを望みます。

 市民会館・公民館駐車場有料化については、市民からの思いを受けとめ、一定の減免をされたことはを評価します。しかし子ども家庭支援センターを利用する人が乳幼児連れと限定されています。さらに相談者への配慮を願っています。児童虐待が耐えません。子ども家庭支援センターは、子育てをし、悩む保護者にとって最後の砦の一つでもあります。きのみきのままで飛び出す場合もあります。乳幼児を連れた保護者のみの減免ではなく、門戸広げることを期待します。さらには市民会館の学校行事での使用に関しても、保護者地域の方への関心を高めるための環境基盤として、減免の対象とされたいものです。今後の進め方として、十分に市民の意見を聞き、市側の説明もすべきことを意見として申し述べておきます。
 
 子どもを取り巻く環境は深刻です。スクールソーシャルワーカーが1名に削減されることは大変残念なことです。今後学校との連携において、子どもの立場に立った、福祉など社会的資源につなげられるスクールソーシャルワーカーの機能を十分いかせる体制作りを期待します。

 児童センタ−「ぱれっと」の指導員が1名削減されることは残念でなりません。問題行動の生徒への対応としては、警察OBの配置をすることで解決するのでしょうか。子どもが主体的に関わるダンスぱれっと、アコースティックギターのコンサートなどの運営には、指導員が子どもの力を引き出すことで丁寧に築き上げ、子どもとの信頼関係を作ってきました。昭島市に1館しかない児童センターのサービスが低下しないことを望みます。

 教員の職場環境を整備することは、子どもたちへの教育環境を整備することに繋がります。労働安全衛生法が昭島の教育現場で活用されていないことには、驚きました。1年かけて検討するとのことですが、速やかに取り組むよう願っています。
教員一人1台のパソコン設置は、評価できるものの、導入時導入後に教員へ過度の負担がないようICT支援員の適切な配置を期待します。

 教職員のメンタルのひとつにもなっている理不尽な保護者への対応や、校長や教師や相談者にも、第三者的な判断で指導勧告ができる教育相談室の設置はますます急務です。早急な開設を期待します。

 緊急の予算要望としても提出した、今議会では請願として出された為に一般質問、予算委員会に質問できませんでしたが、12月議会で市道北134号、八高線ガードの拡幅整備工事が国の交付金が不透明になった事と予定した工事ヤードの確保が困難となり一時凍結となりました。
 法人市民税が4億円の減収の一方、生活保護費など扶助費が2億2200万円も膨らみ、財政調整基金や公共施設整備積立基金、職員退職手当積立基金を13億7000万円切り崩した中で、昭島市独自で工事を着手した場合、11億円もの財源を確保せねばならず、市長も議会も、その財源確保の困難さから苦渋の決断で、一時的な凍結となりました。線路北側の住民は、生活道路の市道北143号線(倉庫前倉庫裏西武線踏切)の廃止で南への道路の安全対策としての八高線ガード拡幅工事を期待していました。私たちが指摘したように病院や郵便局や買い物のために、駅自由通路を利用するよりはるかに多くの市民がこの道路を利用しています。
「生鮮食料品さえ買うことが困難」「南口は車が多く歩道もない」「市道31号線〜北143号線も道路は狭く歩道もない」「自転車も歩行者も車も通行の度に危険を感じる」「怖くて歩けない」など、私たちには、周辺の生活者から悲痛の声が数多く寄せられています。財源の問題は、十分理解をいたしますが、安全は、それ以上に優先されるべきと考えています。国への働きかけの強化など1日も早い予算化で凍結を解除し、工事の着手を強く期待します。同時にこれまでも質問してきましたが、市道31号線の西武線ガードからこの八高線ガード間のJR八高線の線路の土手の一部をJRから用地の取得や借用をして通学路に指定されている拝島中の生徒、車椅子、高齢者、子どもなど歩行者が安心して通行できる安全通路の設置を積極的に取り組めるよう強調しておきたいと思います。以上何点か意見を述べさせていただきました。

 我々の施策、予算要望にもこたえていただいています。施策の展開には、市民との合意に十分な配慮を求め、本予算に対する賛成の討論といたします。