昭島市に地下水保全のための条例を!

3月議会一般質問報告③

 水循環を確保していくための総合的な条例について、昭島市は検討をするというのは、都議星ひろ子が市議会議員最後の年に市長がした答弁です。その後2007年12月議会の私の質問に対し、「条例化につきましては引き続きの検討課題」と市長答弁。

 昭島市は、地下水の豊富な、都内まれな100%地下水を飲んでいる地域として、地域の財産を守る独自の条例が必要だと思います。まずは、地下水の公水としての位置づけを明記することが必要!

 3月議会初日に市長が施政方針で述べた「昭島市の宝、地下水100%のおいしい水道水を将来に渡り供給し続ける」ための施策として、条例化に向けて、検討しはじめてはどうか。進ちょく状況を聞きました。

Q.水循環を確保していくための総合的な条例化の進ちょく状況は?
A.昭島市は、水と緑に関する基本計画の策定を2年かけ策定。昭島市の特性である水に関する部分も盛り込む。水循環に関する一定の考え方や施策について検討する。条例化については、引き続き大事な検討課題とする。
→今までの単なる検討ではなく、”大事な”検討課題という答弁に期待したい!

そして、再質問で・・・
環境部長の地下水は公水だと思っているという答弁や条例化をするかどうかを含め水と緑の基本計画策定で一定の方向性を示し、環境審議会に諮るという答弁に期待したい。ぜひとも地下水保全をさらに一歩踏み込んだ昭島市独自の水循環確保に関する条例に向け、動き始めて欲しいものです。引き続き、進ちょく状況をチェックします。

 さて今日は、総務委員会に委員外委員として出席しました。食料の自給力向上と食の安全・安心 の回復に向けた食品表示制度の抜本改正に向け、国へ意見書を提出を求めた請願の行方が気になり、出席しました。しかし・・・ものの2,3分で「継続」となりました。理由は、表題と要望の内容がかみ合わないため、紹介議員の説明が必要とのこと。「食料の自給率の向上」と「食品表示の抜本改正」の意味が通じないということなのか真意はわからないが、次回6月1日閉会中の総務委員会で審議されることになりました。(なんだかね〜)