放課後子ども教室3校目スタート!

玉川小学校開設式に参加して

 昨年度昭島市は、国の施策を受けて、拝島第三小学校で放課後子ども教室はじまりました。今年度は、拝島第二小学校が2校目開設。そして今日、玉川小学校が放課後子ども教室を始めます。
写真右、初日子どもたちがたくさん参加。靴が靴箱にいっぱい。 

 昭島市の場合、放課後子ども教室は、学校ごとに運営方式が違います。拝島第三小学校は、平日は毎日開設。コーディネータのもと、登録した子どもたちが、ランドセルのまま、体育館の受付に行きます。学童やマッテマステーション(学童待機児童対策)の児童と区別するため、腕に目印をつけます。宿題したい子どもは、宿題をしたり、遊びたい子どもは遊んだり、体育館や教室で放課後を過ごします。たまたま見学に行った日は、羽子板作りをしていました。見守りには、シルバーさんや地域の遊びの達人に登録した人たちの支えもあります。

 今日開設した玉川小学校は、登録が132名。開設は平日の火曜日と水曜日。夏休みは行いません。コーディネータは二人。見守りには、シルバーさん8名が3名ずつ交替で入ります。初日は、子どもたちにルールを説明し、体育館で遊びました。とにかく子どもたちは、楽しそう。学校では、原則放課後は遊べません。ましてや体育館で放課後学年が違う子どもたちが遊べることは、魅力的です。
 
 さて、開設するまでには、地域の力が必要。地域によっては、開設のための準備会を立ち上げるまで非常に苦労をしています。昨年日野市の放課後子ども教室「ひのっち」を見学しました。ひのっちは、全校でスタート。広報での関わる人の募集もします。自治体によっても取り組みは、さまざまです。

 今年度昭島市は、あと一校富士見丘小学校の開設計画があります。再来年までに市内15校すべての小学校で、はじまります。

 せっかくはじまった放課後子ども教室。子どもたちの居場所になるよう引き続き注目していきたい。
写真下左、今日の受付はシルバーさん8名全員で
写真下右、玉川小学校の出席カード