文化の『香』を聞く〜古き良きもの、新しき良きものを紡ぐ

2008年5月12日 19時15分 | カテゴリー: 活動報告

源氏香、茶道、ブラスバンドの音色に人が集う

 優雅な遊び『源氏香』を五日市にある協同村で楽しみました。小雨降る中、鮮やかな緑にしっとりとした時間を過ごしました。
 
 初めての香道体験。香道は、推古天皇時代に伝えられ、室町時代の足利時代に作法が確立されました。茶道華道に並び、日本の伝統文化です。
 
 源氏香は、江戸時代に考案され、6種類の香木の中から5種類を選び、同じ香木かどうか聞き分けます。5種類をうち混ぜると52通りの組み合わせになります。52通りの各々には、「空蝉」「夕顔」「乙女」「螢」・・・など、源氏物語に出てくる女性の名前をつけています。
今回の組み合わせは、4番目と5番目が同じ「葵」。15人ほどの参加者で当たったのは、誰もいません。私もはずれてしましました。甘いにおい、辛いにおい・・・さまざでした。結構難しかった。そのときの体調によって、香を聞き分けるのは、難しいよう。
 
 しかし情けないのは、源氏物語に出てくる女性の名前が読めない、わからないこと。高校の授業で習ったはずなのに、漢字が読めないことに愕然。もう一度、源氏物語を読み、女性たちの物語を知った上で、日本文化・伝統に触れると、もっと楽しいだろうと思いました。子どもたちも香道と古典を結びつけることで、日本の文化・歴史に親しむことができ、日本史と国語、古文の授業も楽しくなるのではないだろうか。

 源氏香の後は、お抹茶をいただきました。私も着物を持ってくれば良かった。(写真左下、掛け軸発見「無事是吉祥」)

 お香とお茶を楽しんだあとは、昭島市民会館で開催されたアンサンブルビルトオーソの音楽に心と体が踊りました。とにかく上手い!楽しい!20代30代の若者たちのブラスバンドです。会場は子どもからお年寄りまでいっぱいの人。若い人が生き生きと音楽する姿、集う人々に会い、私もさらに元気になりました。(写真右下)

 古きよきもの、新しきよきもの、文化は押しつけられるものでなく、自らが心から楽しむものと実感した1日でした。