変化する!?入学式

小学校編

 今日は市内15校の公立小学校で入学式。私は富士見丘小学校に出席しました。正門には大きな桜。校庭には約50本の桜が満開。南校舎横は菜の花。花いっぱいで子どもたちを迎える富士見丘小の伝統は変わっていません。
 しかし大きく変わったことがあります。昨年から会場の体育館の壁は、紅白幕で覆われました。今までは在校生の子どもたちの作品いっぱいで新入生を出迎えていました。壁一面の作品によって、いろんな個性の子どもたちを温かく迎え入れる雰囲気に溢れていました。今年もかろうじて在校生の作品はあるものの、ガラリと様相が変わってしまいました。特色ある学校作りが声高に言われますが、入学式は、どこへ行っても同じ形式になるのでしょうか。こうした変更について学校から保護者には、いまだに納得いく説明はありません。議論の場さえありません。
 今年の富士見丘小学校の新入生は49名。校長先生や児童会長や電報の「おめでとう」の言葉に、一年生が「ありがとうございます」と挨拶する姿は、何回も練習したのだろうと微笑ましく思えました。
 さて今回入学式でまた変わったことが一つあります。国歌斉唱の場面で、司会の副校長が「一年生の皆さんも歌いましょう」と呼びかけたこと。近い将来、保育園や幼稚園で君が代を教える時代になるのでしょうか。議論もなく!? 『茶色の朝』(フランク パブロフ作の著書)をヒシヒシと感じています。