あきるの学園キャラバン隊の出前授業

都立あきるの学園養護学校の10周年記念公開研究会をみてきました。あきるの学園は肢体不自由教育部門と知的障害教育部門の2部門の養護学校。体育館でのあきるの学園保護者有志によるキャラバン隊の出前授業に参加しました。障がいをもつということを参加者が体験することで、理解しました。例えば、軍手を2枚重ねたものを手にはめて、折り紙でヤッコを折ります。当然上手に折れないなどを体験。普段自分たちができることが当たり前のように思っていること、考えさせられました。キャラバン隊のお母さんたちは、『おさるの国』という設定の中で小・中学生にもわかりやすく授業を展開。今、子どもの通う小学校では総合的な学習の授業で“福祉”ということに取り組んでいます。単に車いすを体験するだけでなく、まずはあきるの学園のキャラバン隊のような出前授業を受けてから、車いす体験をすることで、子どもたちの理解が深まると思いました。