いじめ対策は、学校を支える人を増やすべき

 

日本社会事業大学での公開講座へ参加しました。(2013年2月16日)

政府は、いじめ対策に道徳の教科化を取り組もうとしています。教科化とは、道徳の評価を教員がしなければなりません。

  昭島市は、道徳について、「文科省の考え方を待ちたい」とのことですが、「全教育活動を通じて行うもので、いろんな人とのかかわりの中で行っていくべきもの」と考えています。今、学校現場で求められているのは、精神論ではなく、具体策ではないでしょうか。

 スクールソーシャルワーカー(SSW)の役割は、重要です。大津市のいじめの報告書や教育再生会議の議論では、SSWが取り上げられていました。今年度も昨年同様のSSW配置の予算化を昭島市がしたことには一定の評価をするものの、さらに配置時間数を増やすべきです。

 SSWの中には、いじめ問題に対して、「修復的対話」という手法を使い始めている人たちがいます。今年2月に日本社会事業大学で日本スクールソーシャルワーカー共催のもと、「いじめ 解決への新たな道筋を考える」というテーマで、山下英三郎氏の「修復的対話:損なわれた関係を築きなおす」講演は目からウロコ。本来の学校でソーシャルワーカーのファシリテーター力を活かし、子どもたちがエンパワーメントする力を引き出す大きな役割があることを確信しました。当事者と教員、保護者など対立する関係者が対話で人間関係を修復するアプローチの役割がSSWです。学校を支えるのは、教員だけではできません。子ども一人ひとりのケースと向き合い、問題解決へ導くために、SSWなど学校を支える人を増やすことを引き続き議会で提案していきます。