野次の嵐を一身に受けて

12月議会最終日”意見開陳”をして

 議会最終日、陳情12号に意見開陳をしました。意見開陳は、その言葉のとおり「意見を申し述べること」。反対や賛成の討論が登壇して意見を述べるのとは違い、自席から意見をいいます。市議会便りには、意見開陳は掲載されません。前日から、私が意見開陳をするということで、議会はざわついていたよう。そして、12月議会の本会議最終日、野次の大嵐をうけました。
写真右、友人たちと体験農園を借りています。畑は私の癒しの場です。キャベツの生命力には感動。脇からどんどん新芽が出てきていました。

 陳情内容は、消費者団体が15年間継続し国道16号線の稲荷林信号付近や小荷田近辺を計測定点として、大気汚染調査をしています。その数値が多摩地域で最悪のことがたびたびあり、街路樹ではなく、”緑のかたまり”整備を国に対して意見書として上げてほしいという内容です。

一方、市議会は、超党派で動き、国に対して、整備促進計画を進めてきていました。すでに計画は決定しており、意見書を提出しても変更できないと判断。

 確かに議員が超党派での国へ要請行動をしていることは、敬意を表しますが、その計画が、すみずみの市民に伝わっていなかったことは事実。その事も踏まえ、陳情者に聞くこともなく、一回の審議で不採択とは、あまりに思いやりがない議会ではないでしょうか。

 昭島市議会では、陳情者や請願者が傍聴していても、休憩中に趣旨説明を述べることができません。書面審査だからということです。

 議会改革が注目されている中、市民と議会のズレがないようしなければならないのではないでしょうか。

<意見開陳より>
 陳情12号が委員会で不採択になりました。国道16号線の問題では、市や市議会が、長年にわたり、国に対し、その時々の整備促進に関する要請行動を行なってきたことに、私も敬意を表するものであります。
 ただ今回の陳情者の団体は、自らも15年間にも及ぶ蓄積された測定結果から、緑のかたまり整備を国へ意見書としてあげて欲しいという切実な意見でございます。ただこれをそのまま汲み取り意見書として市議会としてあげられないことは理解できます。しかし書面を読む限り、陳情者が現在の計画を知っていて異議があって、提出しているのか、詳しく知らなくて市民の思いで出しているのかが、私には読みとれないのです。
 それはすなわち、市や市議会の要請行動の動きが隅々の市民へ伝わっていないということであり、市民と行政と議会の情報共有が不足していたということではないでしょうか。というふうに私は感じてしまいします。
 陳情者が趣旨説明をする機会もない中で、一度の審議でいきなり不採択というのは、あまりに思いやりのない、乱暴なやり方ではないでしょうか。
 よって私は、こうした陳情の扱いをした委員長報告に反対します。