地域の人と人が連携して実現!自分らしく暮らす高齢者住宅

2008年8月3日 09時29分 | カテゴリー: 活動報告

江戸区のNPOを視察より

生協運動をしていた女性たちが中心となり、年をとっても自分らしく暮らす住宅「ほっと館」ができました。途中、介護の知識や経験だけでは難しいと、弁護士、建築士、不動産関係、行政職員・・・(今まで出会った地域の中の人との関わり合い)と仲間を増やしながら、実現しました。私の原点と言える市民活動、そしてネットワークを連携して、夢を実現した江戸川の取り組みは、魅力的でした。
写真上、ほっと館の共同スペースのリビングで事務局長毛塚さんからほっと館成り立ちを伺いました。

 ほっと館は、老人ホームでも、介護施設でもありません。介護のプロが「人が尊厳を持って人生を終えるってどういうこと?」が出発点となり、形になりました。鉄筋3階建て。館内はすべてバリアフリー。2階、3階の住居には、共同の台所、リビング、風呂があります。居室は10室。20代から80代の老若男女が暮らしています。若者は、仕事から帰宅した夜間、住人の見守りもします。一人暮らしになっても寂しさを感じません。住人が安心して暮らすために、日中は生活コーディネーターもいます。「電球を交換したい」「お風呂に入るとき見守って欲しい」など生活の中で手助けをします。リビング、部屋すべてに木のぬくもりが感じられます。

 1階には「ほっとマンマ」というコミュニティーレストラン。住人は500円で食事を利用できます。住人の体調を考えて、メニューは毎日変わります。「ほっとマンマ」は、レストラン。地域の人も気軽に立ち寄ります。ほっと館住人と地域の人との交流の場です。店内はジャズが流れ、壁には絵画、テーブル、椅子、カウンタ・・・木を基調にしたほっとマンマは、「おかえりなさい」と迎えてくれているようです。ちょうどお邪魔したときは、住人3人と地域の方が夕食中。生活コーディネーターが住人の方へお薬を持ってきていました。

 私も夕食をいただきました。おから、インゲンの和え物、マグロの山かけ、から揚げサルサソース・・・すべて美味しい!ホッとする味付けです。他1階には、江戸川区の「介護予防」委託事業を受けた「ほっとサロン」もあります。

 そして「ほっと館」「ほっとマンマ」「ほっとサロン」の事業を運営しているのが、NPOほっとコミュニティーえどがわです。メンバーは、いきいき働いています。とっても魅力的な人ばかり。

 屋上には、江戸川の環境NPO「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」によるリサイクルの太陽光発電パネルが取り付けられています。今後、地域の別のNPOが発電量の表示パネルを取り付ける予定だそう。地域のNPOのつながりには、驚き!

 さて今日の視察は、一日江戸川区の市民活動が中心です。江戸川区は、市民活動が活発なまちで、以前からぜひ見学したいと思っていた念願が実現。ほっと館以外に市民活動の情報拠点となっている市民ファーム、リユース事業で環境活動を行なっている元気力発電所、江戸川区の放課後子ども事業のすくすくスクールをみてきました。
 
 期待どおり、うらやましいばかり!です。さまざまな市民活動が連携しているのです。お互いがアンテナを張りながら活動していることで、活動が実現したり、新たな市民活動をも生み出しています。例えば市民ファームから”天然住宅バンク”が。私の原点といえる市民活動、たくさんの元気!をもらいました。
 
 今回の視察メンバーは、生活者ネットワークの1年生議員です。
東京の区や市のさまざまな地域の情報を共有・交換しながら、今回の視察を昭島でも生かしたい〜!と実感しました。
写真左下、ほっとマンマ
写真右下、ほっと館の屋上には太陽光発電パネル