荒れ模様の入学式

中学校編

 市内6校の公立中学校の入学式は、風も強く、大雨の中、行なわれました。すっかり桜は散ってしまいました。私は昭和中学校に出席しました。中学校へ向かう途中、子どもたちの真新しい制服のズボンの裾は、雨で水浸しになり、新品らしきズックもビショビショなっていました。あと一日おてんとさんが待ってくれたら、気持ちのいい入学式が行なえたのに!と恨み顔で思わず空を見上げてしまいました。
 
 さて昭和中学校は117名の新入生。特別支援教室の1組さんへ2名。残りの115名が3クラス。ひとクラス40名近い人数は、中学生にとって非常に厳しい。教室がやたら狭くも感じます。教える先生にとっても大変なのではないでしょうか。

 新入生の子どもたちの会話が聞こえてきました。少々茶髪にした男子生徒が初めての中学で、見知らぬ先生から「お前なめているのか」と言われたらしい。他の子どもが2年、3年に染めている子がいるのになぜ茶髪がいけないのか真剣に話していました。中学校は髪を染めてはいけないというルールは確かにあります。しかし今日は入学式。初めて中学校に足を踏み入れたに違いありません。まずはなぜ茶髪はいけないのか。そこから始めるべきではないでしょうか。

 ところで、退院して1週間。久しぶりにおいしいコーヒーに出会えました。生協の食材を使ったケーキもおいしかった。ほっとする空間、ムラリは私のお気に入りです。