立川基地跡地

徹底した情報公開とまちづくりに市民の意見を!

 12月9日と11日に市民説明会が開催されました。
法務省も出席のもと、両会場とも120名を超える市民が参加し、白熱した質問が市民から投げかけられました。しかし、なぜ昭島市に法務センターが建設されなければならないかなど周辺市民が納得できる説明はされませんでした。9月に新聞発表され、議会で報告がありながら、昭島市や議会は今までなにをしていたのかとの厳しいが、もっともな指摘がされました。なぜ市民へ説明をしなかったのか。市民意見を聞くために市民アンケートをとるべき。広報でもっと周知をするべきなど意見が続出。これらの意見を受け、1月中旬に立川基地跡地利用の法務省の要請について、広報あきしま臨時号が発行されることになりました。
 また、今期の立川基地跡地特別委員会では、医療刑務所などの反対署名の陳情と住民に意見を聞くべきという請願について審議されましたが、継続審議とされました。昭島市は、あくまで土地利用計画案ができてから、市民説明会を開催、パブリックコメントで市民の意見を聞くとしています。しかし、国への土地利用計画案を出すのは、2008年6月が期限です。果たして、市民の意見は届くのか、疑問です。
 千葉県四街道市では、12月9日に市民交流センター建設の住民投票が実施されました。今やまちづくりには、大きな変更の可能性が発生した段階から議員だけでなく、市民が参画することが当たり前になりつつあります。
 立川基地跡地の土地利用という昭島市の将来の「まちづくり」に大きく関る計画づくりに市民の意見を十分反映すべきと考えます。